KYB CLINIC 幹細胞治療

幹細胞治療とは

幹細胞とは?

幹細胞とは体の修復や再生を行う細胞のことで、老化とともにその数が減っていきます。幹細胞の数が減ると老化が進んだり体の修復が遅れる、また老化細胞をうまく処理できずに慢性炎症の原因となるなどの影響が出ます。
実は人間の脂肪にはこの幹細胞の元となる細胞が多く含まれています。脂肪を採取し幹細胞の元となる細胞をうまく培養することにより新たに幹細胞を作ることが可能です。この培養された幹細胞は免疫を調整し炎症を抑える、成長因子を放出して組織の修復を図る、また新たに血管を作り血の流れをよくするなどの効果があります。

幹細胞の分化
分化能力グラフ

当院の特長

  1. 再生医療+栄養療法

    KYBクリニックでは栄養療法を基礎に再生医療の提案を行っております。幹細胞を培養し移植したあと、その効果をしっかりと享受できるかどうかは患者様ご本人の栄養状態に左右されます。幹細胞が体内で組織の修復や抗炎症作用を発揮するためには体の主要な構成成分であるタンパク質、あるいは細胞分裂にかかわる亜鉛やビタミンDが欠かせません。また体内に入った幹細胞の酸化を防ぐためにCoQ10等といった抗酸化作用のある栄養素も重要です。クリニックでは脂肪採取と同時に全身の栄養状態を採血で精査し、必要な栄養素を移植の日に備えてしっかりと摂取していただくことをお勧めしています。

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  2. 生きた細胞を届ける

    通常、採取された幹細胞は保存や輸送中に多くの細胞の死滅し、その数が減少する傾向にあります。しかし、幹細胞治療においては、生存している細胞の存在が効果を発揮する上で不可欠です。このため、当院では、厚生労働省から認可を受けた国内の細胞培養加工施設(CPC)と提携し、高度な培養技術を用いて幹細胞を培養しています。この技術により、治療に用いる幹細胞は95%以上の高い生存率を維持し、活性が保たれています。
    治療効果は、幹細胞の質と投与量に大きく左右されるため、優れた培養技術の適用は治療成功において極めて重要な要素です。

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  3. 長期間にわたり幹細胞を保存

    当院では、患者様の健康な幹細胞を採取し、将来の治療に備えて長期にわたり高品質な状態で保存します。これらの幹細胞は、マイナス196℃の極低温環境下であるタイムカプセルに保管され、その活性と品質を維持します。この冷凍保存技術により、幹細胞は培養された状態で保存され、患者様が治療を必要とする時には、即座に高品質な幹細胞治療を提供できます。

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  4. 負担の少ない脂肪採取

    当院では、脂肪を採取するために吸引採取法とブロック採取法を採用しています。吸引採取法は細い吸引管を用いて脂肪を吸い取る方法です。この方法はごく小さな切開で済むため、身体への負担が少ないですが、ある程度の痛みを伴うことがあります。ブロック採取法は腹部の皮膚を数センチメートル切開して行います。ブロック採取法の特徴は痛みが少ないことです。どちらの採取方法も、患者様の不安を軽減するために局所麻酔を施しますので、安心して施術を受けていただけます。
    脂肪採取は形成外科の専門医によって行われるため、安全してご利用いただけます。

    負担の少ない脂肪採取

期待できる効果

  1. 炎症を抑える

    近年、身体の中に長く炎症が残る「慢性炎症」が非常に多くの病気の原因となることが分かってきました。この慢性炎症によりガン、認知症、動脈硬化による心筋梗塞、脳梗塞、うつ病などの疾患リスクが高くなる可能性があります。また、慢性炎症は細胞の老化を早めることも分かってきました。この炎症を抑えることがアンチエイジング、健康増進、そして疾病予防にとって重要なカギとなります。
    幹細胞は免疫応答に重要な役割を果たし炎症反応を調節します。点滴による投与により幹細胞が炎症を制御し免疫応答を調節することで、慢性炎症や自己免疫性疾患の改善が期待されます。

  2. 臓器の線維化の予防、改善

    内臓は老化によって徐々に線維化しその機能が損なわれていきます。
    幹細胞はその線維化を防ぐ効果があります。幹細胞の投与は線維化に関与する炎症性サイトカインの調節を行い、組織の正常な構造と機能を維持することが期待されます。

  3. 血管を新たに作る(血管新生)

    ヒトは老化によって徐々に動脈硬化が進み末梢の血流が悪くなっていきます。末梢の循環が悪くなると冷えや肩こりなど体調不良の原因になるだけでなく、傷が治りにくくなる、感染にかかりやすくなるなどの弊害が出てきます。幹細胞は血管内皮細胞の増殖と分化を促進するため血管新生を促進します。これにより血液循環の改善や酸素および栄養素の供給の向上が期待されます。

  4. 体内で長く作用する(徐放作用)

    幹細胞移植は上の3つの効果を長い期間得られることが期待されます。移植された幹細胞はその大部分が肺でトラップされます。そこでマクロファージによるアポトーシスを受けることによって身体に良いとされる成分が放出されることが分かってきました。このアポトーシスは数か月にわたって行われるため、その期間上記のような作用が得られる可能性があります。

日本における幹細胞治療 – 安心と安全

日本は世界で初めて再生医療に関する包括的な法律、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」(通称:再生医療等安全性確保法)を制定しました。この法律は2014年に施行され、幹細胞治療を含む再生医療の安全性と品質を保証するための枠組みを設けています。
日本の医療機関では、幹細胞治療の種類に応じて1種から3種までの分類が存在します。1種は最も基本的なレベルの治療を、3種は最も高度な治療を提供します。この分類は、治療のリスクと技術的な複雑さに基づいています。第1種再生医療ではES細胞やiPS細胞など高リスクの治療が行われ、第2種では体性幹細胞など中リスク、第3種では加工した体細胞など低リスクの治療が提供されます。
当院は2種に分類され、高度な技術と安全性を兼ね備えた治療を提供しています。再生医療等安全性確保法に基づき、特定細胞加工物の製造や細胞培養加工に関する厳格な基準を満たし、医療機関としての責任を果たしています。

KYBクリニックは、厚生労働省から正式に
「第二種再生医療等提供計画番号」を取得した医療機関です。

幹細胞を用いた再生医療は、厚生労働省認定の特定認定再生医療等委員会でその適合性が厳しく審査され、適切と認められた後に厚生労働省に治療計画を提出し、計画番号を取得した場合のみ治療が可能となります。
 KYBクリニックは、正規のプロセスを経て厚生労働省に対し、「第二種再生医療提供計画」を提出し、計画番号を取得しています。

「慢性疼痛に対する自己脂肪由来幹細胞による治療」
第二種 計画番号 PB3230100

第二種再生医療等提供計画番号

治療のながれ

ご予約

まずはお電話で再生医療外来の予約をお取りください。
03-5545-5400(受付9:00〜17:00)

※変更・キャンセルをされる場合は必ずお電話でご連絡ください。

初回診察

診察を行い再生医療を行うことに問題がないか、また必要な脂肪を採取すること可能かについて判断いたします。問題ないと判断されたら再生医療に必要な採血(栄養素に関する項目、感染症、その他一般項目など)を受けてこの日は終わりになります。

★この日に脂肪採取を行うことも可能ですのでご相談ください。

脂肪採取

採血結果を確認後、クリニックで脂肪採取を行います。脂肪採取は局所麻酔で行いかかる時間は約一時間です。また幹細胞を培養するのに必要な血清成分を抽出するため100mlほどの採血をします。脂肪採取後に約一時間程度院内で安静にしていただき、痛みや出血などの問題がなければ帰宅していただきます。ビタミンD・亜鉛・コエンザイムCoQ10、必要な方にはプロテインや貧血対策のため鉄サプリメントをお渡しするので、幹細胞点滴の日まで摂取していただき移植に備えていただきます。

脂肪採取脂肪採取

幹細胞の投与

脂肪採取後約1~2か月後に培養が終わり間葉系幹細胞の投与が可能になります。
疾患によって投与タイミングは異なりますが、おおよそ2~4か月に一度の投与になります。点滴の時間は1時間~2時間程度です。
点滴をするタイミングで診察や採血などの検査を行い、幹細胞投与の効果や副作用の有無、栄養状態などについて確認を行います。
幹細胞投与は1年間を1サイクルとして考えます。1年間治療を行い、効果がある方や希望される方に関しては継続して幹細胞治療を行ってまいります。

お会計

お振込みいただくか各種クレジットカードのご利用が可能です。支払い方法に関してはなるべくご希望に添えるよう対応いたしますので、まずはクリニックにご相談ください。

治療費用(税込)

1回(1億セル) ¥2,520,000
2回(2億セル) ¥4,788,000
3回(3億セル) ¥6,804,000
4回(4億セル) ¥8,568,000

〒107-0052 東京都港区赤坂2-5-7 渡辺商事赤坂ビル6F
TEL:03-5545-5400

診療科目

日・祝

内科

皮膚科・形成外科

診療時間/9:00~12:00、13:30~17:00