ビタミンC点滴療法
ビタミンC点滴療法
- ビタミンC点滴療法とは
- 疾患や症状、目的に合わせた高用量のビタミンCを静脈から点滴する治療法です。
KYBクリニックではビタミンC点滴療法のパイオニアであるカンザス州(アメリカ)のH.リオルダン先生が作られた施行方法を基にしています。 - このような方にお勧めします
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- 風邪をひきやすい方
- 疲れやすいと感じる方
- 歯肉出血がある方
- 不安な気持ちになることが多い方
- ストレスを強く感じる方 ビタミンC静脈注射は従来の治療に代わるものではありません。
従来の治療法も合わせて行っていく必要があります。 - 作用・副作用について
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風邪をひきにくくなります。
食欲が増進します。
静脈注射箇所に局所的な痛みを覚えることがありますが、滴下速度を緩めることで解決します。
ビタミンCには利尿効果があるため、口の渇きを感じることがあります。
尿量が増えることやビタミンCのキレート作用による一時的な低カルシウム血症、低血糖になることがあります。 - 点滴方法
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高用量ビタミンCを配合した点滴を1~3時間半ほどかけて行います。
- 治療開始まで
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はじめて高用量ビタミンC点滴を行う場合は適応検査(G6PD検査)を行います。
(G6PD酵素がない場合でも経口摂取においては影響がありません)
G6PD検査とは血液中のG6PDという酵素の欠損の有無を調べ、ビタミンCによって血液が溶血(赤血球の膜が壊れる状態)を起こさないかを調べる検査です。
G6PD活性が陽性であることを確認し、点滴スケジュール等を相談し治療開始となります。 - 初回施行時検査
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G6PD(血液検査) 7,700円
ビタミンC血中濃度(血液検査) 3,300円 - 治療時間・料金(税込)
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12.5g 約30分 10,000円(初回説明料込み) 25g 約60分 10,000円 50g 約100分 15,000円 75g 約150分 20,000円 100g 約200分 25,000円
※点滴手技料を含みます。 - 治療を受ける際は以下の点にご注意ください
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糖尿病患者様へ
高用量ビタミンCを点滴後に簡易血糖測定器(酸素電極法)を用いて血糖測定をしますと、異常高値を示すことがあります。これは、測定器が高用量ビタミンCとブドウ糖を識別できないことによるためで、実際の血糖値を反映するものではありません。ビタミンCの投与量によってはこのような偽性高値が点滴終了後も8時間程度継続することがあります。
※血糖値が高いと勘違いをされてインスリンを打ち、低血糖になった患者様の例が報告されています
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糖尿病患者様へ