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AGEs測定

AGEs測定を開始しました

2019年11月よりKYB渋谷クリニックではAGEs指先測定を導入いたしました。
KYB渋谷クリニックではK01の血液検査をしていただいた場合には無料でAGEs測定が付属します。
検査を行わない場合は1回¥500(税込)にて測定いただけます。ぜひご活用ください。

AGEs(エージーイー)とは・・・?

食事などで過剰に摂取した糖がヒトのカラダを主に構成しているタンパク質と結びつくことで体内に生成される物質で、最終糖化産物(Advanced Glycation Endproducts)(注1)と呼ばれています。
人の加齢現象や健康に関わる物質として、近年研究が進んでいます。
肌、血管、骨なども主にタンパク質からできており、このタンパク質と糖が結びついて、糖化が進むとタンパク質は本来の働きができなくなり、カラダの機能に様々な変化が生じます。

AGEsスコアは「生活習慣の成績表」

健康的な生活を送っている人は、加齢にともなうAGEsの蓄積はそれほど多くはありません(健康な老化)(注2)。
しかし、不適切な食生活や生活習慣、運動不足などにより、AGEsの蓄積は急激に増加していきます(不健康な老化)(注3~6)。
このため、AGEsは生体内における「生活習慣のバイオマーカー」(注7)と言われ、そのAGEsスコアは、いわばその人の「生活習慣の成績表」と言えます。
また、AGEsの蓄積が健康面や美容面でも体内の生理現象にさまざまな悪影響を与えることも、近年明らかになっています(注8~10)。

AGEsを減らすには?

体内のAGEsは、適度な運動やバランスの良い食生活の継続や、AGEsをケアする食品を選ぶことで減らすことができます。

​1. 適度な運動
​運動をすると糖の消費が促進されることから、定期的な運動はAGEsを貯めにくい体づくりに役立ちます。
また、筋力を増やすことも、基礎代謝が増えるため、日常的に糖が消費されやすくなり、AGEsの低減に効果的です。


​適度な運動で、AGEsを貯めにくい体づくりに


2. バランスのいい食事
​現代人は生活が豊かになるにつれて、糖質の摂取量が増えてきたと言われています。
日常的に糖質の摂取量を気にすることも大切です。
また、食べる順番を変えるだけでもAGEsケアにつながります。
まず初めに、野菜や海藻・きのこ類から食べる、いわゆるベジタブルファーストを実践することで、体内への糖の吸収を穏やかにすることができます。

糖質の摂取量
​糖質の多すぎる食習慣にならないよう気をつける
食べる順番
​野菜や海藻、キノコ類から食べる、
ベジタブルファーストで、糖の吸収を穏やかに

3. AGEsをケアする食品
AGEsのケアにはどのような食品が良いのか気になるところです。
食物繊維を多く含む野菜や海藻などはもちろん、豚肉やマグロに多く含まれているビタミンB群、またグレープフルーツや梅干しに多く含まれるクエン酸などもAGEsのケアにはおすすめです。

食物繊維
​野菜、海藻など
ビタミンB群​​
​豚肉、マグロなど
クエン酸​​
グレープフルーツ、梅干しなど

美容・健康食品分野だけでなく、医学分野でもAGEs研究が進展

AGEsには「架橋形成」「褐色性」といった性質があり、コラーゲンを強く結びつけてしまうため、肌の弾力性が減少して、シワ・たるみ・くすみの原因になります。
また、医学分野においてもAGEsに関するさまざまな研究が進んでおり、機能が低下した部位(目、骨、肌、脳など)にはAGEsが多く蓄積していることや、部位(目、骨、肌など)によってはAGEsが悪影響を与えることも報告されています(注11~13)。

注1 : Nagai R, et al., Biochem Soc Trans. 31, 1438-1440 (2003).
注2 : John A, et al., Biochemistry, 30, 1205-1210 (1991).
注3 : Nagai R, et al., Clinician, vol.98, p.110 (1998)
注4 : Buongiorno AM, et al., J Endocrinol Invest. 31, 558-562 (2008).
注5 : Beisswenger P J, et al., J Clin Invest. 92, 212-217 (1993).
注6 : Sakata N, et al., Atherosclerosis. 142, 67-77(1999).
注7 : Nagai R, et al., J Clin Biochem Nutr. 55,1-6 (2014).
注8 : Kume S, et al., Am J Pathol. 147, 3, 654-667 (1995).
注9 : Nagai R, et al., J Clin Biochem Nutr. 55, 1-6 (2014).
注10 : Dyer DG, et al., J Clin Invest. 91, 2463-2469 (1993).
注11 : Nagaraj RH, Proc. Natl. Acad. Sci. USA (1991).
注12 : Dyer DG, et al., Z Ernahrungswiss, 30, 29-45, (1991).
注13 : Ahmed N, et al., J Neurochem, 92, 255-263, (2005).